【リプロダクション事業について】
2025年03月27日(木)
永守文化記念財団が所蔵するオートマタ作品は、精密なからくり機構と工芸品である人形が組み合わされており、芸術的価値が高いことが大きな特徴です。このような100年以上昔に作られた貴重な作品を、次の100年先へ残していくために、この度、永守文化記念財団ではリプロダクション事業を始動いたしました。
本事業は、伝統的工法と最先端技術を組み合わせることで、オリジナルを技術と芸術の両面から忠実に再現・蘇らせ、次世代へ文化財を継承していく取組みとなります。財団としては従来の博物館の役割である収集・保存・展示から、制作という新たな分野への挑戦となり、Nidecグループおよび京都先端科学大学の協力により実現しました。
本事業を通じて、公益法人の社会的使命としての技術の継承・文化財保存に取り組んでまいります。
<リプロダクション事業ご紹介動画>